【長編】距離
修 side
マジ、ありえねぇ。
俺の決意は、次々と周りに邪魔されていた。
じいちゃん、父さん、おじさん、陽向、芯、亮に。
こいつらなんなんだよ。
じいちゃん、父さん、おじさんは、邪魔されるのはわかる。
じいちゃんにしたら、大事な一人娘だ。
父さんとおじさんにしたら、大事な妹。
けど、陽向、芯、亮は、なぜ?
関係ないだろ?
俺の味方はいないわけ?
そのせいで、なんの変化もない。
いつもうまい具合に入れ替わり立ち替わりで来るもんだから、朱菜は完璧気づいてないはず。
俺と朱菜って、祝福されてんじゃなかったわけ?
朱菜だって、おかしいし。
マジ、どうしよう。
朱菜にフられたら。
ぜってぃー、立ち直れない。
しかも、用意してた指輪だって渡せてないし。
まだ清い関係の俺と朱菜。
言葉だけでしか伝わってない想い。
少しでも、朱菜が俺のって言うのを周りに知らしめたいってのがあって、買ったんだけど。
どうしたものか。
クリスマスイブは、盛大に。
聖なる夜が俺と朱菜の新たな記念日になるように。
俺の決意は、次々と周りに邪魔されていた。
じいちゃん、父さん、おじさん、陽向、芯、亮に。
こいつらなんなんだよ。
じいちゃん、父さん、おじさんは、邪魔されるのはわかる。
じいちゃんにしたら、大事な一人娘だ。
父さんとおじさんにしたら、大事な妹。
けど、陽向、芯、亮は、なぜ?
関係ないだろ?
俺の味方はいないわけ?
そのせいで、なんの変化もない。
いつもうまい具合に入れ替わり立ち替わりで来るもんだから、朱菜は完璧気づいてないはず。
俺と朱菜って、祝福されてんじゃなかったわけ?
朱菜だって、おかしいし。
マジ、どうしよう。
朱菜にフられたら。
ぜってぃー、立ち直れない。
しかも、用意してた指輪だって渡せてないし。
まだ清い関係の俺と朱菜。
言葉だけでしか伝わってない想い。
少しでも、朱菜が俺のって言うのを周りに知らしめたいってのがあって、買ったんだけど。
どうしたものか。
クリスマスイブは、盛大に。
聖なる夜が俺と朱菜の新たな記念日になるように。