【長編】距離

朱菜 side

何してくれてんのよ。


てか、私が修で不安になったのは、お父さんとハルくん、ソウくんのせい?


絶対にあたってやる。


「クリスマスは、ずっと一緒?」


「あぁ。
俺的には、イブからがよかったんだけどな。」


本当にそう思ってくれてるの?


嬉しいよ。


「私、お父さんに邪魔されるとは思わなかった。
だって、お母さんがいるし.....」


いまだにラブラブなんだから、2人で過ごせばいいのに。


なんで、みんなでパーティー?


今まで、なかったのに。


てか、修ならいいとか言ったのは、誰?


「ばあちゃんの反対を押し切ったみたい。
だって、父さんとおじさんがじいちゃんに協力的だから。」


本当に諦めるしかないのね。


お母さんも頑張ってくれたみたいだし。


まあ、クリスマスも潰れるわけじゃないし。


そう考えれば、ましよね。


「クリスマスは、朝から出かけようね?」


クリスマスだけは、邪魔されたくない。


「あぁ。
遊園地に行こうか?」


遊園地?


あっ!


修も考えてたんだ。
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