【長編】距離
「朱菜、2人きりになれたね。」


「うん。」


私は、みんながいなくなってから、修に思い切り抱きついた。


だって、こうしたかった。


修も私を抱きしめ返してくれた。


「朱菜の部屋に行こうか?」


私は、頷いた。


なんかリビングでは、無理かな?


期待してなかった修と2人きりになること。


けど、実際2人きりになるとどうしたらいいかわからない。


嬉しいんだけど、変な戸惑いがある。


けど、今日は特別。


たくさん修に想いを伝えたい。


クリスマスイブというイベントに便乗して。


少しでも伝えたい。


そして....


ちょっとにやけちゃうな。
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