【長編】距離
私は、雪にメールした。
[フられちゃった。]
たった一言のメール。
雪からすぐに電話が来た。
「はい?」
『今、どこ?』
「あの空き教室。」
私がサボリの時に使う空き教室。
たまに、雪もね。
雪は、基本的に私より真面目。
頼りになるお姉ちゃんだからね。
後は、部活動以外で使わないから。
それは、チェック済み。
『わかった。』
雪は、すぐに電話を切った。
場所を聞いてくれたって事は、来てくれるのかな?
淡い期待。
やっぱ、雪は、お姉ちゃんだ。
って、勝手に思ったり。
でもね。
やっぱ、雪のおかげで大丈夫かもしれないんだ。
気持ちを伝えるって大事だな。
そう思えた。
すっきりしたもん。
よかったよ。
もう少しで後悔するとこだったもん。
後悔して、朱菜ちゃんを恨んでた。
[フられちゃった。]
たった一言のメール。
雪からすぐに電話が来た。
「はい?」
『今、どこ?』
「あの空き教室。」
私がサボリの時に使う空き教室。
たまに、雪もね。
雪は、基本的に私より真面目。
頼りになるお姉ちゃんだからね。
後は、部活動以外で使わないから。
それは、チェック済み。
『わかった。』
雪は、すぐに電話を切った。
場所を聞いてくれたって事は、来てくれるのかな?
淡い期待。
やっぱ、雪は、お姉ちゃんだ。
って、勝手に思ったり。
でもね。
やっぱ、雪のおかげで大丈夫かもしれないんだ。
気持ちを伝えるって大事だな。
そう思えた。
すっきりしたもん。
よかったよ。
もう少しで後悔するとこだったもん。
後悔して、朱菜ちゃんを恨んでた。