Little love song
序章:終わりの始まり
俺の名前は………





言いたくもないが…






芳賀 裕二。





いたって平凡な高校生だ





彼女もいるし順風満杯だ





そんな普通だった日常が
ある日崩れる…






それは夏の暑い日の昼休み、前ぶれもなく突然起こった








『ゆーくん…』









てこてこ、と彼女の実が
真剣な顔で来た









『みりどーした??』









『ゆーくん、別れて?』









『は??』









『好きな人できたの』









『ふざけん…』



『さよなら』











最悪だ……










その後俺は
友達に裏切られ
親友にも裏切られた……









もちろん彼女にも















いきなりいろいろな事が
起きすぎてパニックに
なった…










怒りや悲しみ









感情を出す場所が
わからないので俺は











親に暴力を振るった









いけない事だと
わかっているのだが、手が










止まってくれなかった












リスカを毎日やる日々










辛い…










誰か助けて……









独りは怖い…










そんな事が毎日続きながら









俺は眠りについていた…










《この世界がなくなれば
最高なんだよなぁ…》










俺の歯車は
完全に止まってしまった…
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