Little love song
運命
時はあっという間に
過ぎるものだなぁ……
親父臭い事だが事実だ
あれから5ヶ月
良い事なんて一つも
ありゃしないんだ…
急な事だったけど
何となく整理ができた
《俺は全て裏切られた》
それだけだ…
今日はクリスマス
世間では
『聖なる夜』とか言うが
俺にとっては
『ただの夜』だ
『あ゛〜つまんね゛ぇ゛』
余りにも暇な俺は
夜の街に飛び出した
街はカップルばかり
無茶苦茶腹がたったが
何とか抑えこんだ
20分くらいだったか??
街をぶらぶらしていると
カップルの間を縫ってくる
独りの少女
身長は俺くらいだ
髪の毛はポニーテール…
ちょっと感動した
ポニーテールの何が
悪いんだ最高だろう
カップルばっかりだった
のでかなり目立っていた
少女は悲しい顔を
していた
俺は
いや
俺の身体は勝手に
動いていた
理由は今でもわからない
だけど止まらない…
ついに彼女にたどり着き
なぜか話しをした。