テレパシーハート
案の定着いた時にはHRが始まっていた。
やっべ
3日連続はさすがにまずいよな。
こっそり入ろうと決めたとき、後ろから声がした。
「爽薫何回遅刻すれば気が済むのよ」
俺はおもいっきり叩かれた。
「鈴霞見逃してくれ。頼む」
「見逃すわけないでしょ。私風紀委員だもん」
「そこをなんとか」
今俺が一生懸命説得してるのは
相川鈴霞【アイカワスズカ】
俺の幼なじみで俺が密かに想いを寄せている相手でもある。