テレパシーハート

「なんで昔は遅刻なんてしたことなかったのに…。これでも私心配してるんだよ。遅刻いっぱいしてると、受験の時不利になるし」


「鈴…」


フフフッ

「また騙された。遅刻しすぎてるからもう挽回しようがないでしょ」


「そんなことないし」

むすっとした顔で言うと鈴はニコッと微笑んでくるんだ。
その愛しい顔で、可愛いことを言うんだ。

「でも心配してるのは本当だよ」

/////かわいい


その時

『また爽薫と鈴霞が仲良く話してるし、爽薫狙ってるのに』

『爽薫だ♪』


周りは誰も話してないのになんか声が聞こえる。
< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop