SKY BLUE

レインは間一髪で避け、破壁の影に隠れた…


レイン｢(もうこの足じゃ戦えない…)！！｣


レインが破壁の間から様子をうかがうと、敵部隊は引き上げ始めていた…


レイン｢…助かった…｣

レインはその場で気を失った…



戦いをビルの中から見ていたゼロ達…


ゼロ｢…強い。｣


ライナ｢あれだけの数を…たった一人で…｣


ウルフ｢(ヘヴンズではない事は確かだ。少々戦い方は荒いが…強い。何者なんだ…)｣



レインが倒れるのを見てライナがすぐにレインのもとへ走って行く…


ゼロ｢ヘヴンズじゃないよな？ウル…ああいう無茶な戦い方は教えないはずだぜ？｣


ゼロ｢あぁ…。俺もそれを考えていた。どのみち本部に赴かなければ…乗っ取られたのは、支給車だったのだろ？完璧に計画化された奇襲だった…それにあの男の事も…｣



しばらくするとライナがレインを支えるようにしてビルに入ってきた…


ウルフがレインをおぶり、ライナがゼロを支えるながら部屋に戻って行った…