SKY BLUE
レイン「…そうか。」

声にならないぐらいの声でレインが呟いた


イーリス「?」


レインの顔を覗き込む…


きれいな大きな瞳の向こうに自分が映っている


レインはイーリスを遠ざけるように離れた


レインは少し赤くなった自分の顔を隠すように背を向けた


レイン「…付き添ってくれてありがとう。俺は俺の部屋にもどる」


レインはそう言うと去っていった



イーリス「(もぅ!!無愛想な人!もう少し話したかったのに!)」


イーリスもライナの部屋を去っていった
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