one

再度 そして、昔話

「すいません。」
「えっとどちら様ですか?」
「こう言う者です。」
「有賀さんですね?」
「はい。」
「そちらは?」
「あっすいません。大野です。」
「僕はここの大学の法学部の東宮翔一です。」

「カフェテリアの割には
人が居ませんね?」
「えぇまぁ、今は午前の
講義中ですからね。あっ座って下さい。」
「あっはい。」
「それで今日は?」
「二年前の火災についてお聞かせ下さい。」
「僕が話せる限りなら。」
「では、大崎潤さんについて出会いから話してくれませんか?」
「えぇ良いですよ。」
「あっ待って下さい。」
「ん?」
「録音しないと。」
「あっどうぞ。」
「ありがとうございます。では始めて下さい。」
< 22 / 80 >

この作品をシェア

pagetop