one
まだ、現実が呑み込め無い中、翔一に理名は電話をかけた。
「もしもし?東宮です。」
「理名です。お兄ちゃんがっ、お兄ちゃんがっ。」
「潤がどうしたの?」
「手首を切ってっ。」
「分かった。そっちに行くから、とりあえず、救急車読んで。」
「分かりました。」
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