one

設定、寄り道

「翔さん、僕ら場違いじゃありませんか?」
「いえ、設定上潤の友人なんで。」
「あぁ、そうでしたね。」
「本当、確りして下さいよ。」
「雪斗さんも。」
「そうだった。」
互いに下の名前にさんを付けて読んでいる。
何故なら、二人の存在はあまりにも残酷で不埒だった。だから、潤と僕の共通の友人にした。
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