one
「有賀さん?」
「藤崎さん!そのせつは。」
「いえいえ。」
「でも、以外ですね。私は来ないと思っていたんですけど。」
「私はご招待していただいたし、それに僕はあくまでも新郎の友人って設定なんで。」
「でも、私は絶対許しません。」
「わかっていますし、それに僕はそれ位のこと、覚悟して記者やっているんで。なめないで下さい、記者を。」
冷たく、低い声で囁いた。けど、相手には全く効果がなかったようだ。
「それはどうも。」
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