キミがスキ
『呼んだ?』
えっ…?誰?ってかこの透き通った声は1人しか居ない…
『龍…哉』
『なんだよ。優花~泣きそうな顔して』
『優花は泣かないよ♪人前でわ絶対にね。それよりたっちゃん!!これ見てよ!!』
真希がクラス表を指指しながら龍哉を見る。
あー…何か私親友の真希にも嫉妬しちゃってる…本当ダメだなぁ…
『優花だけ別々かぁ…まぁクラスが離れただけで俺達は終わったりしねぇから大丈夫だよ。それに隣だしすぐ遊びに行けるよ。帰りとかは迎え行くし。な?だから大丈夫だよ』
私バカだよね…こんなに龍哉は私の事思ってくれてるのに…
私はゆっくりと頷いた。