キミがスキ
純の優しさ
あの出来事からどれくらい時間が経ったのかは分からない。
ただ誰も居ない教室には時計の音だけが響いていたーーーー。
「…」
「…」
ーーーーーーフワッーーーーーー
震えている私の身体を純がキツく抱き締めていた。
「純…っ?」
「優花…来るのが遅くなってゴメン…」
「ううん。私がいけないんだよ…早く帰らなかったから」
私わ無理矢理笑顔を作って純に微笑む
「お前…無理矢理笑うなよ…俺…本当わ優花の事…」
私を抱きしめる純の腕に力が入るのが分かった。
「お前の事ずっと前からす「何やってんの?」
…………!!