キミがスキ


そこには楽しそうな家族が居た。


男の子。それとお母さんとお父さん


お母さんはとっても綺麗でお父さんはいかにも真面目って感じ。

男の子は…


…え?少し龍哉に似てるかも…



「優花行くぞ!」


「えっ?ちょ…痛い…」


私は龍哉に腕を引っ張られていた



「龍哉どうしたの?!」


私がそう口にした時…




「龍哉だと?」


後ろから声がしたので振り返ってみるとーーーー。



さっきの人達だ…




その内のお父さん…


「龍哉か?龍哉なのか?!」



え…?龍哉と知り合いかなぁ…


「親父…」



親父…?嘘!!この人達が龍哉の家族…


だから早く帰りたかったんだ…


< 177 / 336 >

この作品をシェア

pagetop