キミがスキ
ーーーーピピピピピピーーーー
静かな部屋に鳴り響いた目覚ましの音で目を覚ました。
あ~…めっちゃ眠いよー(泣)
とりあえず支度しなくちゃなぁ…
私は重たい身体を起こして洗面所へ向かった
「うげっ…」
「うげって何?」
洗面所に居たのはお兄ちゃんだった。
「別に…つかどいて」
「はいはい。あ…俺1週間くらい帰んないかもだけど大丈夫?」
またかよ…この人本当に大学行ってんのかなぁ?
でも大丈夫?って聞くって事は心配してるんだよね…
「全然大丈夫。」
「そっか♪じゃあ行ってくるから。何かあったら連絡して」
「了解~」
明日からまた1人かぁ…。まぁ慣れてるから良いや
私はすぐに顔を洗ってからお兄ちゃんが作ってくれたフレンチトーストを食べて
歯を磨いて制服に着替えた。
時間はまだあるから、ゆっくり化粧をして
髪の毛をセットした。