キミがスキ
今日の髪は毛先だけを軽く巻いただけ
そろそろエクステ付け替えなきゃ…
っと…もう行く時間だ。
私の家には玄関に大きい鏡が付いてるから
便利なの。玄関の鏡で最終確認をしてから 家を出た
文化祭まで後1週間かぁ…
今日から色々準備するんだっけ。
私は衣装担当だから意外に楽だよね
「優花ちゃん?」
誰かに呼ばれたので振り返ってみると
そこには知らない男の人と歩いてる優里ちゃんが居た。
男の人は多分30代くらい…
「優花ちゃん。久しぶりだね」
「はい…」
「龍哉とは順調?私ね…今からこの人と遊びに行くの」
「へぇ…彼氏さんですか?」
「嫌だー♪違うよ?」
「じゃあ…」
「まぁ…龍哉なら分かるかもね?」
…は?龍哉なら分かる?どう言う意味?
私は理解出来ないまま学校へ向かった