キミがスキ
龍哉はスラッとこう言う事言えるもんなー…
こんな事を思っていると突然龍哉の足が止まった
「龍哉どうしたの?」
私が言ってもしばらく
黙ってる龍哉
「優里…」
………………え?
龍哉今なんて?
優里って…優里ちゃん…?
龍哉が眺めている方を見ると
そこには朝一緒に居た人ぢゃない人と優里ちゃんは歩いていた。
「あれ…?朝の人じゃない…」
「は?なにそれ?」
「うん…私朝優里ちゃんに会ってね…その時おじさんと一緒に居て…でもあの人朝居た人じゃない…」
龍哉はただ優里ちゃんを眺めていた。
なんで…?なんでそんなに心配そうな顔して眺めるの…?
「おじさん?朝一緒に居た人じゃない?」
「うん…それで私が理由聞いたら龍哉なら分かるって…」
「まさか…アイツ…」
「ちょ…悪りぃ優花…学校に忘れ物した」
「え?」
「取りに行ってくるからここで待ってろ」
「それなら私も行くよ?」
「大丈夫。すぐ来るから」
私は頷いて近くにある公園に行った。