キミがスキ

俺の心を見抜いた風に優里は言う


「これ見て…無理なら私こう言う事もう一回しちゃおっかなぁ…」


まじかよ…



俺が見たのは優里の右手首にある傷。


「私ね…龍哉に電話やメール無視される度に切ってるの…」



何でそこまで、する必要があんだ?


優里は女の子だからこう言う跡に残るような事はしてほしくない。


もちろん援助交際もーーーーーー。




だから俺は出来る事ならすると優里に言って優里も納得した。


俺…最低だ…優花じゃない奴の事心配して…



でも俺は優花が好きなんだ…

優花だけを…








愛してるーーーーーーー。
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