キミがスキ


「はい♪」


そう言って純は机の上にココアとコーヒーを二つ置いた。



「あ~♪ココアだぁ!!」


「優花好きだったなーって♪」


「良く知ってるね!!」


「当たり前♪何年一緒に居るんですか~?笑」


そうなんです…☆

私の一番好きな物はココアなのっ///


甘くて超美味しいから大すき★!


「龍哉ー起きろ~!」


純はコーヒーを片手に龍哉を一生懸命起こす。

でも龍哉は全く起きる気配が無く…


「こうなったら…!!」


そう言って純が取り出した物は水。

あっ…確か水をかければどんな人でも起きるんだっけ…?


だから龍哉にやるんだぁ(笑)



「龍哉く~ん♪」


ーーーーピチャーーーー



水をかけた瞬間龍哉が勢い良く起き上がって…


「…冷てー!!」


「へっへっへ~ん♪大成功♪」



そう言いながらペロッと舌を出す純。



「てめ~…ブッ殺す…」


「いや~ん♪龍哉恐いー♪」


「キモいんだよ!つか普通に起こせ普通に!」
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