キミがスキ

なんで…?なんでそんな目で優里ちゃんを見つめるの…?

私の言葉が耳に入らない程なんで夢中になるの…?



「龍哉…龍哉っ!!」


「え…あ…ゴメン…。」


それからお互いに口を開かず歩いた。


どうして龍哉はあんなに優里ちゃんの事気にするんだろ…

初めて隣町で見かけた時も…必死だった…優里ちゃんとなんかあるの…?


って彼女の私が信じなきゃどうすんのよ!


「じゃあ…」


え…!?


嘘ー(泣)もう家じゃん…


「明後日…9時に遊園地の入り口な。」


「う…ん」



はぁー…龍哉優里ちゃん見てから元気無かったなぁ…


家に入るとカレーの匂いがした。


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