キミがスキ
「あっ。優花おかえり~♪」
なんかお母さんにお帰りって言われるの久しぶりだーぁ♪
「今日カレーぇ?」
「そーよ。優花と咲哉好きでしょ?」
私は笑顔で頷くとお母さんも微笑んだ。
「で。何があったの?」
お母さんは私の大好きなココアと自分のコーヒーが入ったカップを持って
ココアが入った方のカップを私に渡し隣に座った
「話してみて優花。」
「うん…あのね…」
それからゆっくりと今まであった事を話した。
龍哉と付き合い始めた事。
夏の出来事。
優里ちゃんの事。
それから純に告白された事。
あと今日の帰り道に起きた事。
お母さんは私が話終わるまで静かに聞いててくれた