キミがスキ


???

何で笑ってるんだろう??


「なんか安心したな。咲哉も優花も寂しくなさそうで。それはお互いに大切な人が居るし何かあった時家に戻ったら暖かい笑顔が待ってるからかな?」


確かにそうかもしれない…だって始めの頃はずっと寂しかったけど

お兄ちゃんずっと一緒に居てくれたんだっけ。

龍哉に片思いで辛い事があった時何も言わずにココアを入れてくれた。


お兄ちゃんは私にとって大切な存在なんだね。


もちろんそれは家族としてだよ?

もし家族じゃなくても好きにはなれないからね(笑)



「さ♪ご飯にしましょ。」


それから私達はご飯を食べてお母さんを駅まで送ってから

私は明日龍哉に渡すプレゼントを買いに隣町のデパートへ向かった。



1年だしプレゼント買った方が良いもんね。龍哉なにが欲しいのかなぁ~?


フフッ。なんだか楽しみ♪




私はウキウキ気分でデパートへ向かった。

まさかあんな事がおきるとも知らずに…
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