キミがスキ
そこに居たのは龍哉の弟の雅哉くんだった。


「まさや…?ってもしかして龍哉の?」


私は純の言葉に頷く。


そんな私達に気づいたのか雅哉くんはビックリしたようにこっちを見ながら近くに来た。



「確か…龍哉の」

雅哉くん龍哉の事龍哉って呼んでるんだ…
「こんにちわ。」

「どうも…」


雅哉くんはそう言って純にも軽く挨拶をしてから雅哉くんが口を開いた。


「あの…龍哉元気ですか?」


「あっ…うん元気だよ。雅哉くんも元気みたいだね~♪お母さん達も元気??」


「はい…」


「そうだ!お父さんの調子大丈夫!?」


私の言葉に雅哉くんは不思議そうな顔を浮かべていた。



え??私なんか変な事言ったのかなぁ?

「あの…親父の調子って…?」


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