キミがスキ
『はい!!』


『…優花ぁ?』


電話の相手は龍哉。

寝起きの声だから今起きたのかな?


『うん♪』


『寝ちゃってたんだー…今何処?』


『家だよ??』


『そっか。なら良かった。寝ててゴメンな』

『全然オッケー♪♪』


『おぅ。なら今日9時に遊園地の入口で』


『了ー解♪♪♪』



ーーーピッ




さてと…お風呂でも入ろうかな…


っといけないいけない…忘れる所だったよ(泣)



私が一番にしなきゃいけない事…


それわ……………




「お兄ちゃーん!!」


そう。あの女の人の事を聞くためにお兄ちゃんを起こさなければ(笑)



「っあ?」


私の大声が響いたのかすぐ下に降りてきたお兄ちゃん。


「あ?じゃないよ~!あの女の人誰?」


「女~?………あ~帰って無かったのか」


「帰らす予定だったの?」


「当たり前だろ?」


へぇ~以外~…じゃあ何にもしてない…


「やってからすぐ帰れって言ったのによ」

訳ないよね…(笑)
< 269 / 336 >

この作品をシェア

pagetop