キミがスキ
そこに居たのは知らない男の人と歩く優里ちゃんだった。


「行くぞ。」


龍哉が私の手をとって歩き出す。


「え…あ…うん。」



優里ちゃん大丈夫かな…?

って何心配してんだろ。 それより良かったな…龍哉

優里ちゃんの所行かなくて…

今行かれたら絶対信じれなくなっちゃうもん。約束したばっかりだし。



「優花」


名前を呼ばれたので龍哉の方を見ると優しく微笑む龍哉が居た。



「心配するなって。約束したばっかじゃん?」



龍哉…私が思ってる事分かったんだ…




大好き…大好き龍哉……






「おっ♪優花あれ乗んぞ♪」


ん??あれ…??


龍哉が指、指してる方を見ると…………



げ!?あれってもしや…


「スチールドラゴン…?」


スチールドラゴンとはこの遊園地で一番怖いジェットコースター。



遊園地は真希と良く来てたけどコレだけは私が怖がって乗らないんだよね…絶対(笑)


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