キミがスキ
準備が終わってもまだ迎えに来ないから私は雑誌を開いた。
あ~…美容院行かなきゃな…
これ可愛い~!!隣町に売ってるんだー♪龍哉と買いに…
って龍哉わもう私の彼氏じゃない…か…
やば…。また涙出てきた…せっかくメイクしたのに落ちちゃうよ…
~♪~♪~♪
あ…純だ。着いたのかな?
『はい。』
『優花~おはよ~う♪着いたべ♪』
『わかった♪すぐ行くね。』
私は電話を切った後にスクバを肩にかけ部屋を出ようとした。
でも不意に目に入った龍哉との写真…
写真の方に近づき引き出しの中にそっと閉まった。
龍哉にあげるはずだった香水も一緒に。
さっ…行かなきゃ…
ーーーーガチャ
「おはよ♪優花♪」
「おはよ~♪純。」
色々な話をしているとあっと言う間に
学校に着いた。
何か純と登校すると早いな~
龍哉とはあんまりしなかったからかな…
ジワッ。
ダメダメ!!考えるな私!
涙出てくるから…