キミがスキ

ポンポン。


………え?

私は頭を軽く叩かれたので少し見上げると純が軽く笑っていた。


純…ゴメンね…ありがと…



教室に入ると信じられない言葉が耳に入ってきた。


「白木学校編入するらしいぜ~!」


龍哉が編入……?


「あっおはよう優花♪ね!白木君が編入ってどういう事!?」

クラスの女のコが話しかけてくる。


「知らない…私達昨日別れたし…」


私の言葉にクラスの皆は驚いた顔をしていた。


「それより編入って…?」

私が友達に聞くと友達は話始めた


「さっきさ職員室行ったんだよ!そしたら白木が編入したいって!林間高校に!」


林間高校……優里ちゃんの高校だ…


「そしたら先生はうちと林間高校は姉妹校だからってすぐに許可したみたいだ…で明日から行くらしい…」



明日から…。
優里ちゃんが居るから…


だから会えないって言ったんだね…。



それから純も聞いたみたいですぐに私の所へ来てくれた。

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