キミがスキ


純と付き合ってから1ヶ月が経った。


「優花ちゃん♪ずっと好きだったんだけど…付き合って?」



まただ…この人純と付き合ってる事知ってるのかなぁ?


「ね…?付き合ってよ?」


うわ…何か目が恐いー…


男の人が私の髪に触れようとした時……



ーーーードスッ


「いってー!誰だよ!」


「あ?お前が誰だよ?つか何?俺の女に何か用?」


「え…佐々本の彼女だったんだ…」



やっぱり知らなかったのね…。


純と付き合ってから毎日のようにされてた告白は収まったけれど

ごくたまに付き合ってるのを知らない人が居る。

その人達は純に見つかると蹴飛ばされる。(笑)



「優花ーダメじゃん。告白されちゃ」


「されたくてされてるんじゃないもん!!それに純だって昨日されてたじゃん…」


「あれれれれ~?妬きもちですかー?笑」


///////


「なっ…うるさいな~!!」


「可ー愛い!」


ーーーーチュッ


「じゃあ教室行くかー…はぁ…」


「また後でね♪」


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