キミがスキ
「元はと言えばお前が悪いんだ!!お前がいるから椎名さんわ…!!」
え…?
その男子生徒は立ち上がるとポケットから何かを出して私の方へ向かって走ってきた。
…カッターだ…
「優花!!」
純が男子生徒を蹴飛ばそうとするが男子生徒は交わして
カッターを私の方へ向けて迫ってくる。
さ…刺される!!
どうしよう…身体が動かないよ…
「優花ー!!避けろ!!」
純…純!!助けて…!!
男子生徒がすぐ目の前まできた。
もうダメ…………
……………………
ーーードスッ
……………………?
痛くない……?
ドスッって………
私はゆっくり目を開けた。