キミがスキ

メールもほとんど優花。


《どうしよう…》


《なんかゴメンね…》


内容は全部こんな感じ。

俺は不思議に思いながら最後のメールを見た。

だから多分優花が一番最後に送ってきたメール。



………………!!



これ…


《声…聞きたいよ…》


なんだ…?なんだってメールだよな!?笑

いや!それはわかってるんだけど何なんだ!この内容わ!笑


待て待て待て!!落ち着け俺!笑



とりあえず状況が飲み込めない俺は優花に電話をかけた。


『……は…はい…』


…は?優花…泣いてる…?


『優花?』


『うっ…純…っ…ゴメ…私…』


『どした?話せるなら話してみ?』


優花は少し黙ったまま口を開いた。








『私…龍哉と別れたの…』














< 305 / 336 >

この作品をシェア

pagetop