キミがスキ
メールもほとんど優花。
《どうしよう…》
《なんかゴメンね…》
内容は全部こんな感じ。
俺は不思議に思いながら最後のメールを見た。
だから多分優花が一番最後に送ってきたメール。
………………!!
これ…
《声…聞きたいよ…》
なんだ…?なんだってメールだよな!?笑
いや!それはわかってるんだけど何なんだ!この内容わ!笑
待て待て待て!!落ち着け俺!笑
とりあえず状況が飲み込めない俺は優花に電話をかけた。
『……は…はい…』
…は?優花…泣いてる…?
『優花?』
『うっ…純…っ…ゴメ…私…』
『どした?話せるなら話してみ?』
優花は少し黙ったまま口を開いた。
『私…龍哉と別れたの…』