キミがスキ
………………は?


………別れた?


……嘘だろ………?



優花は全部話してくれて俺はそれを黙って聞いていた。




それから毎日遊んだり電話をしたりして優花への思いも加速していった。


龍哉の事を楽しそうに…でも切なそうに話す優花の姿に嫉妬する…



だから優花が俺の告白を受け入れてくれた時はまじで嬉しかった。


龍哉を忘れる為だけでも良い…優花と居れるならそれでも…



そう思ってたのに……………




あの時気づいたんだ…龍哉を忘れる為だけじゃなく


俺だけを見て欲しいって……。



ーーーーーーーーーー


「白木君は最低だ!」

1人の男が龍哉と一番仲良かった俺に言ってくる。


最初は無視してたけどしつこくて最後の授業の合間にそいつと話す事にして最初は校舎裏へ行き話した。


それはどれも龍哉の悪口ばっかりでムカついた俺は教室に戻ろうとし

歩き出した時そいつは俺が一番許せない発言をした。



「白木君は浮気魔だ!」


それからは言わなくてめ分かると思う…(笑)




そいつが優花にカッターを向けて俺の蹴りを交わした時

正直どうしたら良いか分からなくなった。

そいつをぶっ飛ばす事も出来たし優花を守る事も普通に出来たと思う
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