キミがスキ

カチ、カチ、カチ。


…………………

暇だなぁ…純お風呂行っちゃったし…

そうだ!!勉強しようかなー。

私は少し濡れたスクバからペンケースとノートを開いた


えーと…ここの問いわ…


…………………



「…か…」


んん~っ?


「優花」


……はっ!!私寝て…



「こんな所で寝てたら風邪ひくって。」


「え…あ…うん…」


そうだ!!私ちゃんと純に話さなきゃ…!


「あの…純…」


「ん?どうした?」


「話があるの…今日の事で…」


そう私が言ったら純は立ち上がりキッチンに行ってなにやらしてるみたいだった


「あの…じゅ…「はい」


え…?

ココア………


純が差し出したカップには温かいココアが入っていた。



「ゆっくりで良いから。」


純…どうしてそんなに優しいの…?



覚悟を決めて口をゆっくり開く……



< 308 / 336 >

この作品をシェア

pagetop