キミがスキ

「優ー花!起きて!」


んん~っ…?


「優ー花ってばぁ!」


「もぉ!わかってるってお兄ちゃん!」



「…………怒。誰がお兄ちゃんだって?」


………………あれ…?

お兄ちゃんじゃない…



…………………あーっ!!!!


お兄ちゃんじゃない所か家でもないじゃん!!



そうだー!今修学旅行だったんだ(泣)


て事は私を起こしたのって…?


「まっ…真希ぃ…(汗)」


そこには私を上から覗き込んでる真希が居た。


「優花~ちゃ~ん(怒)?私、お兄ちゃんじゃないんですけど?笑」



うう゛っ…………。

怒ってる…(汗)


しかも他の皆は笑ってるし…


てか何か暗くない??



「真希?今何時??」

私は自分の布団の上に体育座りをして真希に聞いた。


「今?夜中の3時(照)」


真希は人差し指を自分の唇に当てウインクしながら言う。



真希可愛い………じゃなくて!!

夜中の3時って!!


「まだ3時なのに何で起こすの~?(泣)」

「バカね~。修学旅行の夜と言えば…?」

「あっ!わかった!!怖い話だね!」


「……………」


え??私何か変な事言った??
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