キミがスキ

「優…花…？」


「純…ゴメンね…ありがとう…純…」


「なんで優花が謝んだよ…悪いのは俺なのに…全部全部俺が…「もう良いよ…っ…もう…良いよ…純っ…」



「優花…」


そっと純は私の身体を少し離し、切れてる頬に手を当てたまま激しくキスをした｡


「っ…はぁ…純…っ」



ドサッーー｡


そのまま私は床へ倒され純はそっと私の胸に手を置いた｡


「いやっ！」

あっ…私……


「ゴメン…」


そう言って純は私から離れる｡


「違うの…私…汚れて…っ…汚れてる…から…」


ギュッーー｡


「優花は…汚れてなんかねーよ！いつもの優花だ！俺が大好きな…優花のまんまだ…」



っ！！！！純……


「純…抱いて…」


「え…でも…」


「いいの！抱いて欲しい！純の温もりが欲しいの…っ！！」



「…優花」


ドサッーー｡


ゆっくりとベッドへ倒される｡



「辞めて欲しかったら言えよ…？」


「大丈夫っ…」


純が好きだから…純…本当にゴメンね…

ありがとう………



その日の明け方｡私と純はもう一度一つになった｡

二度目は嬉しさと悲しさでいっぱいだった｡



純…これからもずっと一緒に居ようね｡