キミがスキ

『私の家来るの久しぶりだね♪入っていーよ』

『だな。お邪魔します』

『誰も居ないよ。皆仕事だから』

龍哉を部屋に連れていった。

時計の音だけが響くーーーーー。

『さっきも言ったけど…俺キッパリ振られたから諦めるよ…』

私は何も言えずただ下を向いていた

龍哉があまりにも悲しい顔をしていて

切ない顔をしていて

気づいたら私は龍哉を抱きしめていたーーーー。


龍哉の肩は震えていたーーーー。

あの龍哉が震えるくらいだからすっごく好きだったんだね…

私には龍哉の気持ちが痛い程分かるよーーー。
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