キミがスキ

龍哉…?今のって…


『俺朝優花に告われてからずっと考えてた。優花の今までの行動とか…俺は今まで友達として優花が特別だったけど今日から彼女としての特別にするよ。お前はいっつも真っ直ぐで俺が優里の事相談しても文句も言わなくて。ずっと俺の味方で居てくれた。だからこれからは優花だけを見ていこうと思う』



『ほ…ほんとにぃ…?』

『あぁ。』

そう言って龍哉は私にキスをしてくれた。それは私が初めて
龍哉の前で泣いた涙の味がちょっぴり

しょっぱかった…でも甘い甘いキス…


やっと叶ったんだね…やっと思いが通じあったんだね…


ありがとう龍哉…



ずっと幸せでいようね…

誰もが羨ましがるような二人に



だけど私達はまだ気づいていなかった。
そんな幸せな日々は長くは続かない事にーーーー。
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