キミがスキ
私は冗談だった事に少し安心して時計を見た。
ーーーーーーー!!!!
やばっ!!入学式まで後20分しかないじゃーん!!ここから歩いて30分…って事は足ったら間に合うかな…?よしっ!!
『純~っ!!後30分しかないよー!だから走ろ!!したら間に合うから♪♪』
私はただ間に合う事だけを祈って走り出した。
『純!早くーっ!!』
だから私は気づかなかったんだ…
『優花っ…気づけよ…』
純がどんな思いでいるのかーーーーー