あたしの彼は芸能人【こらぼ】
それからは、長かった日がすぎて今日は悠希君が来る日になってしまった。
「海波ちゃーん?手紙書いた?」
そこに来たのは、先生だった。
「おはようございます!……先生、今日はえりさんも来るんですか?」
「今日は、維千君だけだって。明日から取り始めるらしいよ。」
ふーん……。
「じゃぁ、手紙ちょうだい。」
「あっ!!ちょっと待ってください…………、はい!!お願いします。」
あたしは、あの「うそくさい」っと思ってたおまじないを書けた。
一か八か…だよ……?
「いいにおいの香水だね?」
「でしょ?大切な人からもらったの。」
でも、「病院では香水禁止ね?」って、ちょっと怒られた。