俺様学園王子様


「……しゅ…う……止めて!!!」


私は思いっきり愁を押した


「……ごめん……紗羅……止まんなくなって………泣かないでくれ…」



え!!私泣いてた……私は頬をさわると手に水滴が着いた………



「愁……私……愁が嫌じゃないけど……は、初めてだし……まだ怖いんだ……だから待っててくれないかな?……」



「ああ

紗羅が大丈夫って言うまで手は出さねぇ……まじ怖い思いさせてごめん

それとありがとな!

暗くなってきたし帰るか、送ってくよ」



「ありがと」



私たちはいつもと変わらないように手を繋いで歩いた



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