私の執事サマ

そして私達はメイドさん達の前を通り過ぎ、大きな扉の前に立った。


立派な扉だなぁと思って見上げていると、後ろにいた春樹さんと和樹さんが前に出て扉を同じタイミングで開けてくれた。


その瞬間風がブワッと吹き抜けるのを感じ、とっさに目を閉じた。


風がおさまり目を開けると、私は驚きすぎてポカンとしてしまった。

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