私の執事サマ
『ォイッ!離せよこのバカ兄貴!!!』
『誰がバカ兄貴だって?このチビが!!』
『チビなんかじゃねぇよ!!兄貴がオレと同じ歳の時と比べたらオレの方が身長高いもんね!!!』
『ハッ!どこにそんな証拠があんだよ!!そんなデタラメが俺に通じるかっつぅの!!!』
『証拠ぐらい探したら出てく…『ハイハイ、もうそろそろ止めましょう。和樹も将も忘れているかもしれませんがお嬢様の前ですよ。』
私が呆然とその光景を見ていると、春樹さんが例の微笑みを浮かべて2人に言った。
するとそれを見た2人はサァっと顔が青くなって、小さな声で2人揃って
『『…ごめんなさぃ…』』
と言っていた。
『僕ではなくて彩華様にお詫び申し上げるのではないですか?』
また春樹さんが一言言うと和樹さんが小さく俺の本性バレたよな…と呟くと、
『申し訳ありませんお嬢様。しかし私はこのようによく素に戻ってしまうことがあってしまい…』
と言っていたが最後の方は声が小さくなってしまっていた。