私の執事サマ
私はその微笑みを見た後暴れるのを止めた(いや、止めさせられた?)
私が暴れるのを止めたことを確認した私をお姫様抱っこしていた人は今度は優しく微笑んでくれた。
…いったいさっきの微笑みは何だったんだろう…
考えるとますます怖くなるので考えるのを止めることにした。
私が余計なことを考えている間に車に到着してフワフワの座席に降ろされた。
…うん、外見に劣らず立派な車なことで…
そのリムジンの中はとても広く、シャンデリアがついていて、ゆったりとくつろげる造りになっていた。(私はくつろげるわけないけど!)
私が車内をキョロキョロしていると、さっきの2人も私を挟むように座った。