私の執事サマ



大きな窓から朝日の光が舞い込んでいた。



『…ん…っと…ふぁ~よく寝た!

ってうわっ!!!』


『おはようございます彩華様。ご機嫌いかがでしょうか?』


『いやいやいやご機嫌いかがでしょうが?じゃないって!!!びっくりするでしょ普通!』


どんな状況かと言うと、私が目を開けた瞬間春樹の顔がドアップで私の目に入ってきたのだ。


心臓に悪い!!!


私のリアクションに満足したのか、春樹は満面の笑みを浮かべて私から少し離れて行った。


…このドS!!!



これじゃゆっくり寝られた意味もあったもんじゃない。


昨日までとはいかなくとも、朝からかなり疲れてしまった。

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