LOVE and LOVE
初日は授業がないらしく、内山(先生)の話しが終わって、帰宅だった。



大変な1日だった。
にしても、鞄が重いよぉ…。


何でかって…。


教科書を配られたから。




うぅ…重いよぉ…。


「あ、いた」

へ?


だ、だれ?


わたしは振り返った。





「城崎先輩…?」



「よ。今朝方ぶり」


「どぉも…」



「荷物、持とっか?」

「あ、いえ…大丈夫ですよ」

「いいから」


そう言うと、先輩は、わたしのバッグを取った。

「あっ…」

「送るから、行くぞ」

「あ…はい」



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