【番外編】仁君の恋物語




「「「「仁さまぁー!!!!」」」」




周りの女たちは朝から俺に向かってそう言ってくる。




俺、綾瀬仁。




高校三年生の18歳。




学校では一番モテる。




校門をくぐれば、みんな俺の方に寄ってくる。




もう慣れたからいいけど…朝から女の甲高い声を聞くと、鼓膜が破れそうで怖い。




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