超日常的恋物語っ

あなたを･･･★

「花火買ってきてくれたー？」
ここに来て初めて元気先輩が声を出した。
無口そうだから、少しビックリした。
「あっ･･･ぁ!はい！」
里香が緊張気味に答える。
ぶっ･･･里香緊張してんのバレバレ･･･笑
「え?俺ってそんな怖いのー?(笑)なぁ、伸也?」
「お前、見た目が怖ぇんだよ！」

「あはは、先輩達おもしろい･･･★」
あたしがふいに呟いたら
「ほらー、由香ちゃんに笑われたー。」
と、伸也先輩が言った。

ドキンっ////

え?え?何であたしの名前知ってるのー!!!!!!!!????????
由香ちゃんとか、照れるー!!!!!!!!!
普段人見知りのあたしだけど、何だかテンションが上がってきて皆で和気あいあいと花火をしていた。


パチパチパチっ
花火の音が海岸に響く。
真っ暗な海岸では、花火の光がとても綺麗だった。

現在PM11:00････。
めぐの家は、親がとっても甘くて、何時に帰っても怒られない。
皆、テンションMAXで時間なんか、気にしていないみたいだった。





今思えば、もっとあなたの近くにいたかった。
いつか、叶うと信じてる。