先生が好き
―――昼休み
うちらいつめん4人は屋上の階段でまた語っていた。
いきなり奈穂がこんな事を聞いてきた。
「ねぇ瑞希は小林先生どうなわけ?」
予想もしてなかった一言・
奈穂は大事な親友だから。。どうしよう?言おうかな?
でも男子2人もいるしなぁ
「俺も聞きたいなぁ」
達哉が聞いてきた・
「んん~えっと・・」
「俺は聞きたくない」
えっ?今なんと?弘樹が怒った顔で言った。
「はぁー?なんで?言いぢゃん別に」
奈穂がちょっとおこり気味でいった
「あっそ」
なんなんだろう弘樹最近小林先生の事になるとすぐ怒る
「もしかした弘樹さぁ瑞希の事好きなの?」
何を言ってるんですかーーーー!!??
「おっおい奈穂!それはちょっとよくないぞ」
達哉が焦り気味で言った
「いいの!!だっていっつも小林先生の話すると怒るぢゃん!!!ねぇ言ってよ?」
うちはどうすればいいの?
「そうだよ。俺は入学してから瑞希が好きだった」
え?そうなの?うち弘樹の気持ち気づいてなかった・
でもうちは小林先生が・・・・・

すごい長い沈黙が流れて奈穂の口が開いた。
「瑞希?あんたは小林先生の事どういう目で見てるわけ?」
そっそれは。口がなかなか開かない
でもちゃんとハッキリさせなきゃだよね。
「うん。好き。小林先生が」
言ってしまった。怖いよ
「そっか。ぢゃぁ俺は振られたな」
苦笑いで言う弘樹。
ごめんね?うち弘樹をそういう目でみれないよ・・

―――5限の体育
あまりいい気分ではない自分。
グループはいつもと同じだけど先生を見ると切なくなる。
」あっ「
今先生と目合った。
あれ?先生なんか寂しそうな顔してない?
こんな先生初めてみたな
どうしたんだろう

< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop